アプリ最新バージョンでストレージ機能を追加
LINE株式会社は11日、スマートフォン向けメッセージングアプリ「LINE」の最新版、バージョン5.3.0をリリースした。まずiPhone版を公開したが、12日にはAndroid版も公開している。いくつかのアップデートが実施されたほか、注目の新機能「Keep」が搭載された。
新たに搭載された「Keep」は、テキストや画像を「LINE」上で保存しておけるストレージ機能。トークルームのテキスト、画像、動画、音声メッセージはもちろん、「LINE」を通じて受け取ったWordやExcelなどのファイルも“キープ”しておくことができ、あとでもう1度チェックしたい、メモしておきたい内容を簡単に保存しておける。
LINEでは、友人と決めた待ち合わせ場所や話題になった店舗の情報、家族から頼まれたおつかい物、仕事で使う書類データなどをキープしておくと便利だと説明している。
対象内容を長押しするだけ!簡単保存で便利
「Keep」機能でコンテンツを保存するには、保存しておきたい対象内容を長押しし、表示されたメニューから「Keep」を選択すればよい。自分が「Keep」した内容へは、プロフィール画面や「LINE Apps」からアクセスできる。
保存容量は1GBで、期間は無制限。ただし1ファイルが50MBを超える場合のみ、保存期間が30日間に制限されるので注意したい。「Keep」したコンテンツは、トーク画面から「LINE」上の友だちにシェアすることも可能だ。
このほか最新版では、友だちリストに表示される「ひとこと」機能が「ステータスメッセージ」としてリニューアルされたり、トーク画面から直接「LINEスケジュール(日程調整)」を利用することが可能となったりしている。
さらにiPhone版では、スタンプ選択画面の操作性アップや、iPhone自体に設定されている文字サイズの設定変更を「LINE」でも適用できるよう対応するなどの改良が施された。一方のAndroid版では、受信時間順・未読トーク優先・お気に入り優先の3つから選べるトーク表示のソート機能が搭載され、忙しい時でも内容を素早く、効率よくチェックできるようになった。
(画像は公式ブログ発表記事より)

LINE 公式ブログ 発表記事
http://official-blog.line.me/ja/archives/39562926.html