日本語を含む世界35言語でスタートへ
Twitterは現地時間の16日、Android版で提供する「ハイライト」機能を、これまでの英語のみから、日本語を含む世界各国35言語をサポートするものとして提供していくと発表した。今後数週間のうちに、Android版のユーザーならば、誰でも利用可能になるとされている。
「ハイライト」機能は、ユーザーが興味をもちそうなツイートを、それぞれのユーザーにカスタマイズして表示するもの。Twitterでは、ユーザーがそれぞれ、自分の気になるアカウントをフォローし、タイムラインでそのツイートをチェックできる仕組みとなっているが、多くのアカウントをフォローすればするほど、新しいツイートも多数表示され、そのツイート内容をすべて把握することは難しくなる。
そこで、生み出されたのがこの「ハイライト」機能だ。ユーザーがフォローしているアカウント上でとくに盛り上がっている会話や、普段からTwitter上で深い関係性を結んでいる人からのツイート、ユーザーの居住地域やネットワーク内で、ホットトピックスとなっているツイートなどを、Twitterのシステムが自動収集し、ユーザーがひとめで確認できるようにして届ける。
今後はAndroid版以外でも対応予定
今年の4月23日にAndroid版英語ユーザー向けに提供が開始された「ハイライト」機能が好評だったことから、サービスを拡大させることとなり、世界35言語で利用できるようになった。
「ハイライト」は、用意ができた時点で、ユーザーにプッシュ通知される。通知をタップすると、作成された「ハイライト」を閲覧できる。ページを右から左にスワイプすれば、案内されたさまざまなツイートをチェックでき、最後のツイートをスワイプするか、途中で左上に表示されている「X」のアイコンをタップすると、「ハイライト」が終了し、通常のタイムライン表示に移行する。
利用したいユーザーは、まず「ハイライト」の通知設定を行う。Android向け最新版のTwitterで、タイムライン右上にある3つのドットのアイコンにタッチし、設定を選択、通知を「受けたい」または「受けたくない」アカウントをタップする。「モバイル通知」を選んで、ハイライトの横にあるチェックボックスにチェックを入れれば、通知を受け取れる。
通知されたとき以外に「ハイライト」を閲覧したい場合は、Twitterアプリの3つのドットアイコンをタッチし、メニューを表示、そこから「ハイライト」を選択すればよい。
Twitter Japanの発表では、まずAndroid版で提供を開始するが、今後他のプラットフォームへも拡充していく方針とされており、より多くのユーザーが利用可能な機能になっていくものと見込まれる。
(画像はTwitter Japan 公式ブログ発表記事より)

Twitter Japan 公式ブログ 該当発表記事
https://blog.twitter.com/ja/2015/0917highlightsTwitter 公式ブログ(4月23日「ハイライト」機能発表記事・9月16日追加更新 英語版)
https://blog.twitter.com/2015/highlighting