携帯電話の基本機能をもったかわいいロボットが誕生
シャープ株式会社は6日、携帯電話の基本機能を搭載した小型のヒト型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を発表した。手軽に持ち運びも行えるユニークなロボット端末で、2016年前半にも発売を開始するとしている。
「RoBoHoN」は、高さ約19.5センチ、重さ約390グラムのモバイル型ロボット電話。株式会社ロボ・ガレージの代表取締役である高橋智隆氏とシャープが共同開発したもので、ロボ・ガレージのロボット技術と、シャープの携帯電話技術が活かされている。
約2.0インチ(QVGA)の液晶タッチパネルディスプレイを背部にもつほか、カメラも搭載。CPUはMSM 8926 1.2GHz(4コア)、通信方式は3G/LTE/Wi-Fi(2.4GHz帯IEEE 802.11b/g/n)をサポートする。
二足歩行が可能!「RoBoHoN」と暮らそう、出かけよう!
愛らしいデザインも特徴の二足歩行が可能なヒューマノイドロボットでありながら、ポケットやかばんにもすっぽり収まるコンパクトさがポイントで、さまざまな場所へ手軽に持ち運んで使用できる。
LTEおよび3Gによるモバイル通信で音声通話が行えるほか、メールの送受信やカメラによる撮影、タッチパネルでの各種操作が行える。新開発のフォーカスフリー小型プロジェクターも搭載していることから、写真や映像、地図などを周囲の壁や机などに投影することも可能という。
そしてヒューマノイドロボットとして、各機能の操作は「RoBoHoN」に話しかける音声対話で行える。全身でのコミュニケーション動作やキャラクター性により、自然な対話を実現しているため、誰にでも愛着をもって簡単に使ってもらえる、新スタイルの携帯情報通信端末となっているそうだ。
「RoBoHoN」を紹介する特設ページも公開されており、ページからのメルマガ登録で最新情報を受け取ることもできる。
(画像はニュースリリースより)

シャープ株式会社 ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/151006-c.html「RoBoHoN」 特設ページ
https://robohon.com/special/