「LINE@」で「LINE ショップカード」サービスの提供を開始
LINE株式会社は22日、同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」で、店舗とユーザーをつなぐビジネス公開型アカウント「LINE@(ラインアット)」における新サービスとして、デジタルポイントカードの発行・管理が行える「LINE ショップカード」機能の提供を開始した。
飲食店・小売店など向けに提供されているもので、利用料金はかからない。アカウント所有者は、手軽にポイントカードをデジタル化して発行し、リピーター顧客を増やしていくことができる。店舗側は、来店回数や購入金額などの条件を独自に設定、これを満たした顧客にポイントを付与することが可能だ。
手間やコストをかけずに導入可能!スマートにポイントを貯められる!
導入方法としては、まず「LINE@」管理アプリでカードのデザインや特典チケット、ポイント有効期限、ランクアップ制度などの設定を行う。そして、アプリ内で発行されるQRコードを、店頭のスマートフォンやタブレット端末、紙媒体のポスターに印刷するなどして掲出するものとする。店舗を利用した一般LINEユーザーが、このQRコードを端末で読み取ると、ポイントを貯めることができるという仕組みだ。
ただしユーザーがポイントを受け取ったり、貯めたりするためには、提供店舗の「LINE@」アカウントを友だち追加しておく必要がある。
店舗側は、手間やコストをかけることなく、顧客の再訪を促進するO2Oツールとして活用でき、一定数のポイントが貯まったユーザーにインセンティブを提供したり、割引特典を与えたりすることが可能となる。これまでのポイントカードのように、制作費用や管理方法を気にする必要もない。有効期限前に自動通知を行う機能なども利用できるという。
今後は発行枚数やポイント数、ポイントの獲得分布など、顧客の利用統計情報も「LINE@」アプリ上でチェックできるようになるそうだ。
ユーザー側も、普段利用する「LINE」でスマートにポイントを貯めることができ、複数のポイントカードを持ち歩いたり、せっかく貯めたカードを紛失してしまったりといったことがなくなり、便利に利用できる。
LINEでは、今後も店舗とユーザーをつなぐO2Oプラットフォームとして機能追加や利便性の向上を進め、サービスを充実させていく方針としている。
(画像はプレスリリースより)

LINE株式会社 プレスリリース
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2015/1128LINE公式ブログ 店舗向けサービス発表記事
http://blog.lineat.jp/archives/45639327.htmlLINE公式ブログ 一般ユーザー向けサービス発表記事
http://official-blog.line.me/ja/archives/45991130.html