ウイルス駆除できなければキャッシュバック!
株式会社シマンテックは15日、Windows PCやMacだけでなく、AndroidおよびiOSのスマートフォンやタブレットといったモバイル端末の保護にも対応する、最新版の「ノートン セキュリティ」を日本国内でリリースした。
ユーザーニーズに合わせ、3タイプが用意されており、「ノートン セキュリティ スタンダード1年1台版」、「ノートン セキュリティ デラックス1年3台版」、「ノートン セキュリティ プレミアム1年5台版」がある。価格はオープンだが、推定実売価格で順に3,980円、6,480円、9,240円(いずれも税別)となっている。
オンラインストアの「シマンテックストア」で購入できるほか、スタンダードを除く後者2製品は、全国の家電量販店でも15日から提供されている。シマンテックでは、これらを適用したデバイスでウイルスを駆除できなかった場合、一定の条件があるものの、「ノートン プロテクション プロミス」制度で、代金を全額返金するとし、現代の高度な脅威からも消費者をしっかりと守ると強調している。
防御に要する時間などでも業界最高水準を記録、Windows 10もサポート
従来の製品に比べ、社内テストでメモリ消費量の20%を削減、ネットワークからのファイルコピースピードは28%向上したほか、ファイルのダウンロードスピードは31%、ブラウザ起動スピードで24%の向上を記録したといい、デバイスのパフォーマンスを損なうことなく、高い安全性を確保できるものとなったそうだ。
昨年第三者機関によって実施された調査でも、「ノートン セキュリティ プレミアム」は、試験初日にすべてのマルウェア攻撃を阻止し、「防御に要する時間」、「脆弱性の保護」のいずれにおいても100%のスコアを達成。Mac OS Xでも、すべてのマルウェア攻撃検知に成功している。
最新版として能動的な攻撃を検知する機能を備え、インサイト、SONAR、脅威モニタリングなどの特許技術をベースにしており、きわめて検知しにくい脅威も見つけ出せるとする。セーフウェブやWebインサイト、ダウンロードインサイト、アンチフィッシングなどのテクノロジーが相互に情報共有を行うものともなっており、サイトがソーシャルエンジニアリングによる新たな詐欺に利用されていないかどうかもチェックできる。
ユーザーが容易に高い防御機能を入手して利用できるよう、シンプルなクラウドベースの管理ポータルUIを採用。これにより、新デバイスへの機能追加、ステータス確認、サブスクリプションの詳細管理も簡単に行えるものとなった。Windows 10もサポートしており、幅広い端末で活用できる。
モバイル対応として、世界の200を超えるアプリストアをクロールし、アプリの振る舞いを動的に分析。個人情報やコンテンツの漏洩を行ったり、設定を変更させたり、通知バーに広告を表示させたり、端末のバッテリーやデータを大量に消費したりする不適切なアプリからユーザーを守る、「ノートン モバイルインサイト」も搭載した。
プレミアム版では子どもの安全やコンテンツ保護の追加機能も提供
最上位の「ノートン セキュリティ プレミアム」では、子どもがインターネットを利用する際に、必要以上の情報をシェアしないよう監視し、デバイスを使用する時間を調整するなど、安全・適切なオンライン上での習慣を身につけさせる「ノートン ファミリー プレミア」機能や、ファイル、写真、動画など大切なデータをPC上に保存する25GBのバックアップ機能も利用できる。
なおバックアップ機能については、10GB単位でその容量を追加購入することもでき、使用する分だけを無駄なく買うことが可能だ。
(画像はニュースリリースより)

株式会社シマンテック ニュースリリース
http://www.symantec.com/ja/jp/about/20151015_01シマンテックストア
http://www.nortonstore.jp/