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2025年05月14日(水)
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インプレスR&D、“第3の出版方式”となるPOD取次サービスを拡大

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インプレスR&D、“第3の出版方式”となるPOD取次サービスを拡大

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出版社以外の法人でもPOD出版が可能!
株式会社インプレスR&Dは16日、これまでにない“第3の出版方式”となり得る、プリント・オンデマンド(POD)を利用した新たな出版流通網を、すべてのコンテンツ保有企業を対象とした取次サービスとしてリリースしたと発表した。

POD出版は、販売価格を出版社が決定し、書籍取次による委託販売を主として書店で販売を行うような「伝統的出版」とも、価格を書店が決定し、電子書籍書店などでメディア販売を展開する「電子出版」とも異なる、新しいタイプの出版方式。1冊単位で印刷・製造を行うことができ、顧客の注文後に印刷や製造、出荷を行う。

そのため、利用顧客にとって受け取るものは、一般的紙媒体の印刷書籍となるが、在庫管理や返品リスクがなく、伝統的出版で適用される出版社の指定する定価販売の対象外となり、販売価格を電子出版のように自由に設定できるため、期間限定の値引き販売セールなどを実施することもできる。

インプレスR&Dでは、2012年3月に次世代型出版メソッド「NextPublishing」で、PODを活かした出版ビジネスを確立、顧客の声に応え、ニーズに合ったコンテンツを書籍化してベストセラーを生み出してきた。今年4月からは、POD流通部分を出版社向けサービスとして提供することも開始している。今回は、これを出版社以外の法人にも提供することとした。

POD出版
幅広い流通網で展開、レポートなどサポートサービスも充実
インプレスR&DのPOD取次は、POD出版を積極的に手掛けるネット書店最大手のAmazon.co.jpと正式契約を行っているほか、honto.jp、楽天ブックスなどのオンライン書店、三省堂書店をはじめとするPOD設置書店、紀伊國屋書店、有隣堂といった特約書店、そのほか一般書店と連携。

POD出版を行う場合、通常、出版社などコンテンツを保有する法人が、それぞれの書店と個別契約していく必要があるが、インプレスR&Dでは、「取次」をメニュー化することで、容易に幅広い流通網を確保できるようにした。さらに、各書店用の書誌変換や売上レポートの一元化など、販売に必要な業務の支援もサービスとして提供する。

また、独自の「疑似PODモデル」を導入しており、PODを設置していない楽天ブックスのような書店においても、必要最小限の書籍を事前に仕入れ、売れた分だけ補充するPOD出版のようなモデルで、販売展開を行うことが可能となったという。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

株式会社インプレスR&D ニュースリリース
http://www.impressrd.jp/news/151016_2/NP

インプレスR&D POD流通サービス
http://nextpublishing.jp/pod

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