「Squareレジ」とセットの新サービス
個人や小規模事業者の決済を中心に、ビジネスの立ち上げから事業の成長までサポートするSquare株式会社は20日、個人や中小企業事業主でも、カード発行店専用のプリペイドカード(ハウスプリペイドカード)を作成することができるサービス「Squareギフトカード」の提供を開始した。
同社が無料で提供するPOSレジアプリ「Squareレジ」と連携したサービスで、通常必要になるプリペイド専用のシステムを開発・運用することなく、簡単にカードを発行、管理、清算することができる。
発行店舗加盟店で、顧客が繰り返しチャージして使うプリペイド式カードとして提供することができるほか、事業者があらかじめ一定金額をチャージし、ギフトカードや周年記念のカード、広告・販促のプロモーションツールとして配布するなど、多用途で活用可能だ。
コストはわずか数万円!誰でもすぐに作れて初期費用や月額料金は無料
Squareでは、同様のサービスを米国で昨年11月から提供しており、日本国内でも、今年3月に首都圏のコーヒー専門店12店舗、さらに7月にはブルーボトルコーヒーが先行導入、試験的に運用されていた。その結果、日本でも十分な効果が確認され、今回正式に一般リリースとなっている。
「Squareギフトカード」では、初期費用や月額利用料などは一切かからない。必要な枚数分のカード代金として、1枚120~300円、最低注文枚数250枚を負担しさえすれば、すぐにカードを発行できる。
手続きの煩雑さもなく、あらかじめ用意されたテンプレートデザインで注文する場合には、最短5分で完了、約10営業日で製作、発送され、事業者の手元に届くという。オリジナルのデザインを用いたい場合も、Webサイトにイメージ画像コンテンツをアップロードするだけでよく、誰でも手軽に作成できる。
なお「Squareギフトカード」は、「Squareレジ」とセットのサービスであることから、Squareのアカウント、「Squareレジ」、「Squareリーダー」が必要になる。導入にあたっての詳細は案内ページで確認を。
(画像はプレスリリースより)

Square株式会社 プレスリリース
https://squareup.com/jp/news/jp-square-giftcards「Squareギフトカード」 案内ページ
https://squareup.com/jp/gift-cards