プラスティック製でiPhone5よりやや大きめ?
出る出ないのウワサが相半ばする
低価格版iPhoneだが、iLoungeは28日、信頼できる筋からの情報として、低価格版iPhoneのかなり詳細なスペックを報告している。
それによれば、本体はプラスティック製。ディスプレイは4インチ。表から見た場合にはiPhone5とほぼ区別がつかないとしている。情報提供者は、ディスプレイ表面のガラスにはGorilla Glassが採用されると見ているという。大きさはiPhone5より微妙に大きくなるようだが、それは高さにしても幅にしても1mm以下のようだ。
縁のカーブ(丸み)はiPod touchやiPod classicに近いとしている。ボリュームボタンは現行のiPhone5は完全な円形だが、低価格版は横長の楕円。背面のカメラ、マイクなどの配置は、iPod touch第5世代と同じだという。
[廉価版iPhoneを報じるiLounge]
プラスティック製にしても価格は下がらない?
ヘッドフォンジャックとLightningポートはiPhone5と同様に底面にある。内蔵スピーカーの穴の数が少なく、全体的にはiPod touchに近い仕様となっている。ただ、ヘッドフォンジャックの隣りにセカンドマイク用の穴がある点が、iPod touchと異なるとしている。
iLoungeのHorwitz氏の結論としては、低価格版iPhoneは、
表から見ればiPhone5
横から見ればiPod classic
底面から見ればiPod touch(第5世代)
となっている。
なお、低価格版iPhoneがリリースされる場合、本体はプラスティック製というウワサがもっぱらだが、CNET Japanの記事(29日)によれば、iPhone5のアルミニウムボディのコストは33ドル。ボディ自体のコストは思うほど高くないため、
「アルミニウムをポリカーボネートに変更しても(略)全体価格の大きな引き下げにはつながらない」(CNET Japanより)
と見ている。

iLounge:New Details On Apple’s Budget iPhone 5
http://www.ilounge.com/index.php/backstage/CNET Japan:アップルが廉価版「iPhone」を必要としない理由
http://japan.cnet.com/sp/businesslife/35027429/