商品を購入するとダウンロード可能に…新広告サービス
NHN Japan株式会社が14日、同社の運営する人気無料通話・メールアプリの「LINE」において、新たに「LINEマストバイ」というサービスを開始することを発表した。今春から試験提供を行い、今年7月にも正式に開始する予定という。
この「LINEマストバイ」は、企業向けの広告サービスで、スポンサー企業の商品購入者であるユーザーだけがダウンロードすることができるスタンプを用意するものだ。
対象商品を購入したユーザーは、その製品についたQRコードにアクセスすることで、専用サイトから企業が配信する限定スタンプをダウンロードできる。
その他機能でもコミュニケーション間でのクチコミ拡散、購買意欲向上に寄与
こうして限定配布されたスタンプを、入手したユーザーが友だちに拡散していくことで、コミュニケーションを通じた商品のクチコミ効果や、連動しての購買意欲向上が望め、売上増につながるとしている。
また、NHN Japanは、ユーザーがアバターを用いてコミュニケーションを楽しめる「LINE Play」と連携した広告サービスについても、新たに発表した。企業の商品ブランドで部屋を彩ったり、インテリアにロゴを挿入したりすることができるように同社のデザイナーが監修してサービスを提供していく予定という。こちらも今春から試験提供を実施、6月からの本格展開を予定している。
さらにLINE公式カメラアプリの「LINE camera」においても、企業が作成したスタンプやフレームを利用できるようにし、公式アカウントやスタンプとの連動タイアップで、よりユーザーの記憶と記録に残る広告サービスとなるとアピールしている。
先日分社化計画も発表され、さらに加速する動きをみせる「LINE」。新しい広告スタイルで収益化も積極的に図っていくようだ。

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