社会現象にもなったゲーム
90年代、老いも若きも先を争って手に入れようとしたあの「たまごっち」がアンドロイド版で復活したとBusinessInsider.comが2月14日に報じた。たまごっちは96年に日本で発売されてから、アメリカでも大人気の商品だった。
新機能も追加されてリリース
たまごっちはSync Beatz社から「Tamagotchi L.i.f.e.」(love is fun everywhere)として生き返ることになった。バンダイよりライセンス契約を取得した。このアプリケーションはバンダイからリリースされた初代のバージョンになる。
ゲームの機能は以前のものとほぼ同じであり、たまごっちは世話やしつけをすることにより育ち、放っておかれれば死んでしまう。表示は2種類から選択でき、フルスクリーン(カラー表示)か、もしくは、あの昔のキーホルダーの形がそのままスクリーンに表示され、そのキーホルダーの画面に昔眺めていたたまごっちが表示される。たまごっちをエキストラで世話することにより、背景やその他の色を変更することができる。
Sync Beatz社は、2か月おきにゲームの更新をしていく方針であり、Apple機種でも利用できるよう対応する予定だ。飼育のレベルが上がるに従い、新しいキャラクターが手に入るといったさまざまな機能も予定されている。
たまごっちは「シムピープル」のような育てていくシミュレーションゲームの足がかかりとなったゲームである。同社は、20代、30代が懐かしい思いで手にとって利用することを期待しており、さらに新しい世代も取り込めればと期待している。昨年行った展示会ではたまごっちを手に取り笑顔になる見学者が多かったことから、同社は手ごたえを感じているようであり、同時に、そういった世代に何か昔を懐かしんでほっとできるような商品を提供していきたいと考えているようだ。
アプリケーションは無料。広告を外したければ99セントがかかる。

Businessinsider.com
www.businessinsider.comTamagotchi L.i.f.e.
http://tamagotchilife.com/