Microsoft、オリジナルタブレット「Surface RT」が3月日本発売に

米Microsoftは現地時間2月28日、近くARM版Windows 8を搭載したオリジナルのタブレット「Surface for Windows RT（Surface RT）」を日本、メキシコ、ニュージーランド、ロシア、シンガポール、台湾を含む、複数の新しい市場で提供開始予定であることを明らかにした。

それぞれの地域における具体的な発売日や販売価格等、詳細は明らかにされていないが、日本国内では、まずARM版が3月中に発売となることが見込まれている。日本版公式サイトの該当ティーザーサイトでは、現状「COMING SOON」と近くの登場を伝えるのみとなっている。

「Surface RT」は、「Microsoft Office RT」や「Internet Explorer 10」など一部のデスクトップアプリケーションと、Windows Storeのアプリが実行可能。すでに発売されている米国を参考にすれば、端末価格は32GBのもので499ドルからとなっている。

また、Windows 8の全機能を搭載し、既存のデスクトップアプリケーションにも対応する「Surface for Windows 8 Pro（Surface Pro）」について、米国とカナダ以外の地域での発売要望が高まっており、これに応えるため、まずオーストラリア、中国、フランス、ドイツ、香港、ニュージーランド、英国で数カ月中に提供を開始するという。発表では、まだこちらに日本は含まれていない。

世界各地の市場へ拡大展開が続けられている「Surface」。日本国内での販売開始が待たれるとともに、今後の行方が注目される。



Microsoft　プレスリリース
http://www.microsoft.com/en-us/news/Press/2013/Feb13/

Microsoft Surface Blog（公式ブログ）
http://blog.surface.com/b/surface/archive/2013/02/28/

Microsoft Surface（日本版ティーザーサイト）
http://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/deviceteaser/