4~6月に生産開始する計画との報道
米Appleのスマートフォン端末、iPhoneの新型機が、この第2四半期(4~6月)に生産を開始する計画であるとみられるという。現地時間2日(日本時間3日)のWall Street Journalが報じた。
事情に詳しい複数の関係者から得られた情報だといい、新型iPhoneは今夏にも登場する可能性があるという。この新型iPhoneは、現行機種とサイズや形状は似たものといわれているが、今夏にもリリースされるとなると、通常6月初旬に開催されてきた年次開発者会議WWDCで発表となる可能性も出てきた。
(画像は現在の「iPhone 5」より参考イメージ)
廉価版開発も引き続き実施されている模様
また、アジアの製造提携先と、今年後半にも発売を開始することを目指し、廉価版iPhoneの開発も続けられているという。廉価版は4インチサイズといった点は通常と同じだが、外装ケースなどに違いがあるものになるとみられている。
さまざまな試作が行われているようで、最終的にどのようなものとなるかは依然不透明だが、Appleのもつイメージを崩すことなく、急増する世界各国の消費者における、割安な端末へのニーズにいかにこたえるか、動向が注目されるところだ。
ちなみにAppleの広報担当者は、これらの件に関し、コメントを控えるとしている。

Wall Street Journal(該当記事)
http://online.wsj.com/article/Apple iPhone
http://www.apple.com/jp/iphone/