ASUS、SIMフリーで3G通話機能搭載の新7インチタブなど発表ネットベンチャーニュース

ASUS、SIMフリーで3G通話機能搭載の新7インチタブなど発表

　2013年4月22日 21:45

新世代デバイス「ASUS Fonepad ME371MG」などデビュー

ASUSTeK Computer Inc.（以下ASUS）が19日、3G通話機能を備えたSIMフリーの7インチタブレット「ASUS Fonepad ME371MG」とWindowsデスクトップパソコンとAndroidタブレットを1台にしたオールインワン・パソコン「ASUS TransAiO P1801」の2モデルを、日本国内で発売すると発表した。「ASUS TransAiO P1801」は4月20日より発売が開始されており、「ASUS Fonepad ME371MG」は4月25日からの発売を予定している。

「ASUS Fonepad ME371MG」は、厚さ10.4mm、重さ340mgとコンパクトで手のひらに収まりやすいタブレット。見やすい7インチIPS液晶を搭載し、3G通話機能とSIMフリー方式のmicroSIMスロットを備えている。Android 4.1.2と、モバイルデバイスに最適化された「インテル Atom プロセッサー Z2420」搭載で、処理能力・操作性にも優れている。

720p動画を撮影できる300万画素のアウトカメラや、micro SDカードスロットも備えており、3G通話だけでなく、Webブラウジング、ゲーム、動画撮影・鑑賞などを楽しめる。日本初のインテル製チップセット搭載のAndroid端末でもある。

（画像はいずれもニュースリリースより参考イメージ）

大画面で3つのモード「ASUS TransAiO P1801」

「ASUS TransAiO P1801」は、ドックになるパソコンステーションと、18.4インチの大画面ディスプレイAndroidタブレットをセットとしたもので、ステーションと合体させたり分離させたりすることで、1つの端末を3つのモードで楽しめる。

合体した「PCモード」では、Windows 8搭載のデスクトップパソコンとして利用できるほか、ワンボタンでAndroidに切り替えられ、2つのOSを使いこなせる。マルチタッチ操作はもちろん、メタリックヘアライン加工のワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスで、文字入力や編集作業もスムースに行えるという。

分離させると「PADモード」でAndroid 4.1搭載のフルHD大画面タブレットとして使える。取っ手が付いているので、手軽に持ち運べ、背面にスタンドもあるので、好きな場所に好きな角度で設置可能だ。単体でバッテリー駆動時間は最大約5時間という。

また、パソコンステーションとタブレットを同じWi-Fiアクセスポイントに接続することで、分離させた状態でもリモートアクセスでWindowsデスクトップ環境を利用できる「リモートデスクトップモード」も用意した。ステーションのHDMI端子をテレビや別の外部モニタとつなぐと、パソコンとタブレットを同時かつ別々に利用するということも可能だ。

CPUはタブレットで「NVIDIA Tegra 3モバイルプロセッサー」を、パソコンステーションで「インテル Core i7-3770プロセッサー」を採用している。

いずれも新しい使用スタイルをかなえる、新世代デバイスといえるだろう。好みに合わせて活用してみては。