「こんなアプリ、あったらいいな」を競うコンテスト
モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)と、2013東京国際スマートフォンアプリアワード実行委員会による「2013東京国際スマートフォンアプリアワード」の表彰式が17日、開催され、先日発表されていたファイナリストの中から、各賞や特別賞、最優秀賞が発表された。
「東京国際スマートフォンアプリアワード」は、スマートフォン向けアプリのアプリ企画・開発コンテストで、国内外に広く新しいアプリを募集して行われている。今回が第2回目の開催で、一般部門のほかに学生部門も新たに設けられた。
一般部門はWebアプリ(HTML5)、Androidアプリ、Windows 8アプリのいずれかを作成して応募、学生部門は企画書で応募できるものとなっていた。
グランプリは「びゅーんととばす せかいいっしゅう すごろく『そらたび』」に
一般部門の最優秀賞に選ばれ、グランプリの栄冠を手にしたのは、株式会社大広とビービーメディア株式会社が開発した「びゅーんととばす せかいいっしゅう すごろく『そらたび』」というアプリ。開発元には、賞金100万円が授与された。
身近な旅をテーマとし、すごろくの仕組みを基本にしながら、誰もが楽しめるアプリに仕上げたという。開発のポイントとしては、飛行機を飛ばす感覚的な部分にこだわったそうだ。
優秀賞には「レトロパチンコ タイムマシーン」と「甘い言葉 -SWEET WORDS-」の2作品が選ばれ、こちらには賞金30万円が授与された。以下、主催者賞としてLife Time部門、レトロゲーム部門、THE APP APE部門1作品ずつ、企業賞としてANA、WWFジャパン、明治から1作品ずつ、さらにWindows 8賞、Android賞、HTML5賞などが選ばれた。
学生部門は実力拮抗で審査難航
学生部門では、大賞に早稲田大学の大石昴氏の「トキカネ」が選ばれ、賞金30万円が贈られた。朝の2度寝にエンターテインメント性を加え、朝寝坊を防ぐアプリで、身近なところに新鮮なアイデアをもちこんでいる。
特別賞には「HOUSE LOCK」と「PictureDiary」の2作品が選ばれ、こちらには賞金10万円が授与された。募集時、この特別賞は設けられていなかったが、大賞を決定する際、3作品が拮抗したことから、大賞を逃した2作品をたたえ、急きょ設けられたという。このほか協賛企業による学生部門奨励賞に8作品が選ばれた。

2013東京国際スマートフォンアプリアワード 公式サイト
http://www.tspaa.jp/