iOS版アプリに新機能として追加
株式会社Zaimが提供する、無料のオンライン家計簿サービスとして日本最大級のものであり、人気を集めている「Zaim」。スマートフォンで簡単に家計の管理ができるが、そのiOS版アプリに19日、レシートを自動で読み取る新機能が追加された。
これまで「Zaim」アプリを利用する場合、支出金額やその内容を、ひとつずつ手入力する必要があったが、この「レシート自動読取り機能」により、購入時のレシートをカメラで撮影しさえすれば、そのまま家計簿への入力が可能となった。
(プレスリリースより利用参考画像)
店名や商品名、カテゴリなども判別!
「Zaim」は、2011年7月より公開されているクラウド型の家計簿サービスで、iOS版、Android版のアプリがそれぞれリリースされている。店舗情報と連携してデータ入力ができるほか、自分とプロフィールが似たユーザーと、交際費や食費などの項目ごとに支出を比較して、節約につなげるなどの独自機能がある。
今回、iOS版に追加された「レシート自動読取り機能」は、スマートフォン向けレシート解析システムの日本最大手であるアイエスピーの技術を採用しているという。このシステムは、平均認識率が96%という高い精度を誇るものだ。
この機能を利用し、レシートを読み取らせると、電話番号や合計金額、購入品目、日付が認識できるほか、購入店舗の店舗名、その商品(サービス)の推定されるカテゴリ・ジャンル、支払い方法などの情報を判別して取り込めるという。長いレシートにも対応し、使うほどに分類を学習していくから、読み取りの精度や利便性はどんどん向上していくそうだ。
Zaimでは、今後PC版やAndroid版にも同様の機能を追加する予定であるほか、読み取り結果とユーザーが入力した内容を自動学習させることにより、さらに利便性を高めていくことも目指していくとしている。

Zaim プレスリリース
http://www.zaim.co.jp/pdf/20130419_1.pdfZaim
http://zaim.net/