今夏にもサービスを開始
株式会社サイバーエージェントが14日、同社のクラウドファンディング事業を行う子会社として、株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング(CyberAgent Crowd Funding, Inc.)を5月1日に設立、今夏にもサービスを開始すると発表した。
クラウドファンディングとは、主にインターネット経由で、不特定多数の人が、支援したいと思う他の人々や組織に財源を提供したり、協力したりするもの。群衆の「crowd」と資金調達の「funding」を組み合わせた造語で、ソーシャルファンディングとも呼ばれる。この事業を行うものとしては、米国のKickstarterが有名だ。
アイデアやプロジェクトの実現化を支援
サイバーエージェントの新子会社となる、サイバーエージェント・クラウドファンディングでは、支援金を募りたいプロジェクトやベンチャー企業と、それを支援したい、そのアイデアやプロジェクトを実現したいという人をマッチングするサービスを提供していくという。
支援金を募るプロジェクトは、サイバーエージェントのベンチャーキャピタル事業における投資で培った目利き力を活かし、その実現性や信頼性を審査したうえで、一般に公開、情報を掲載していく。
同社が運営する「Ameba」との連携で、プロジェクトのプロモーション支援を行ったりもしていく予定だそうだ。サイバーエージェントでは、2014年3月時点で、月間調達総額1億円のサービスを目指していくとしている。

サイバーエージェント プレスリリース
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/サイバーエージェント・クラウドファンディング
http://www.ca-crowdfunding.com/