カンファレンスで担当者明かす
「Windows Blue」という開発コード名で呼ばれ、さっそくの次期Windowsかと話題を集めていたものが、正式名称「Windows 8.1」として、年内にも無料提供されることが分かった。米国時間の14日、JP Morgan Technology, Media & Telecom Conferenceにおいて、MicrosoftのWindows担当チーフマーケティングオフィサー兼チーフファイナンシャルオフィサーを務めるTami Reller氏が明らかにした。
提供はアップデートとして、Windows 8ユーザーに、専用アプリストア「Windows Store」を通じて行われる予定という。現在のところ、どのような機能追加や改善がなされているのかは不明だが、6月26日より米サンフランシスコで開催される、デベロッパー向けイベント「Build 2013」にて、パブリックプレビューをリリースすることとなっており、こちらで詳細が判明するものとみられる。
(Windows 8 参考画像)
継続的アップデートで最高のユーザー体験を
Reller氏によると、Windows 8では、継続的なアップデートを通じ、常に最高のユーザー体験をもたらすものとなるよう努めており、Windows 8.1の提供もその一環であるという。Windows 8.1は、次世代のパソコンやタブレットをOEMパートナーが提供するための十分な基盤となることも強調された。
ちなみに先日には「Windows Blue」として、パートナー向けビルドのものとみられるものが、ネット上でリークされたが、それによると、スタート画面のタイルサイズが変更可能となっていたり、デスクトップのコントロールパネルを介することなくスタート画面をカスタマイズできるようになるなどの、多数の改善点が施されていることが確認されている。
アップデートは、ユーザーが好きなタイミングで行う形式になる。Windows 8にとって初のメジャーアップデートとなるものであり、注目されるところだ。

Microsoft
http://www.microsoft.com/en-us/default.aspxTami Reller氏による14日の発言
http://view.officeapps.live.com/op/Windows 8 and Windows RT
http://windows.microsoft.com/en-US/windows-8/meet