ベネフィットワンと駅探が7月より提供
株式会社駅探と、株式会社ベネフィット・ワンの子会社である株式会社ベネフィットワンソリューションズは6日、2社で協業し、ICカードを活用した新サービス「自動交通費管理サービス」の提供を7月1日より開始すると発表した。
Suicaなど多数ある全国の交通ICカードは、今年3月より10種類で相互利用が可能となるなど、利便性がさらに向上し、ひろく利用されるものとなっている。「自動交通費管理サービス」は、こうしたICカードを用いた交通費の精算において、そのカードを専用カートリッジにかざすだけで、データを簡単に管理できるようになるというサービスだ。
申請者・管理者それぞれの手間を削減
交通費精算の申請者が使用したICカードを専用カートリッジにかざすと、利用した電車やバスなど、移動区間の履歴と交通費が自動的にデータベースに読み込まれる。
この新サービスには、駅探の提供する「乗り換え案内ASPサービス」が導入されており、移動区間の交通費が自動で反映されるだけでなく、定期券利用区間を考慮した利用料金の自動計算や乗車区間の可視化が実現できるという。そのため申請者の手間が省けることはもちろん、管理者の認証作業の手間も軽減され、両者にメリットがある。サービスの利用料金は、ICカード1枚につき月額315円(税込)だ。
また今回の協業を機に、ベネフィットワンソリューションズの親会社であるベネフィット・ワンと駅探で、会員制割引優待サービスの「駅探バリューデイズ」の提供も7月より開始するという。こちらはベネフィット・ワンの提供する福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を、駅探の乗り換え案内サービスを利用する幅広いユーザーに月額会員制サービスとして提供するもので、宿泊施設や飲食店、レジャー施設、健康管理等さまざまなライフサービスのコンテンツが割引優待価格で何度でも利用可能となるものとなっている。料金は月額315円(税込)。

駅探 プレスリリース
http://ekitan.co.jp/news/2013/06/6-1.htmlベネフィットワンソリューションズ プレスリリース
http://www.benefitone-solutions.co.jp/info/