スマートフォンの「第3のOS」
2013年6月5日-台湾大手電子機器メーカーFoxconnが、ブラウザFirefox開発者Mozillaとのパートナーシップ締結を記者会見で発表した。
異例中の異例の記者会見
Foxconnは、台湾本社。iPhoneの製造受託で知られている。HTML5を利用したオープンプラットフォームFirefox OSを採用したスマートフォンを5機種以上開発しており今後も開発を行っていく。
提携は、両社の戦略が一致したことで実現した。ソフトウェア開発とハードウェア開発を融合することによって、消費者へのメリット提供を目指す。
スマホOSはiOSとAndroidが圧倒的。どこまで割り込んでいけるか注目だ。
Foxconnは、年間数回しか記者会見を開かない。会見内容は、業績などの自社の経営に関するものが中心。委託生産の会社だからだ。今回のように商品に近い内容を発表するのは異例中の異例だ。異例ということで、注目を集めたかったのかもしれない。この開発に対する強い意志だろう。
Foxconnについて
1974年創業。電子機器受託生産(EMS)世界最大の企業グループ。台湾に本社を構え、生産拠点は中国。Apple委託で携帯端末iPhone及びiPad、Yahoo BB委託でモデム生産を行っている。グラフィックボード分野では、LEADTEK社と協業。WinFastブランドを提供している。

Foxconn
http://www.foxconn.com/