糖尿病患者の美味しいごはんを応援！クックパッドがサイトオープン

糖尿病はもはや国民病の1つ。日本における糖尿病患者は、すでに1000万人を突破しているといわれている。放っておくと、さまざまなかたちで深刻な合併症を引き起こしてしまう糖尿病は、自覚症状があまりないからといって、甘く見ることはできない病気だ。こうした糖尿病では、発症後の重症化予防にはもちろん、予備軍の人たちを含めた発症予防には、毎日の食事療法が重要となる。

しかし、食事を美味しく食べることも大切なこと。そこで、“美味しく”と“糖尿病でも安心”の栄養バランスの良さとを両立した、手軽な家庭料理を紹介していこうと、日本最大のレシピサイトである「クックパッド」を運営するクックパッド株式会社が12日、新たに「健康レシピ・糖尿病」サイトをオープンさせた。

「健康レシピ・糖尿病」では、糖尿病患者向けのレシピとして、管理栄養士の監修のもと、クックパッドの人気レシピを、野菜100g以上、塩分1g以下でアレンジし、美味しく手軽に食べられる料理として紹介。「おいしい糖尿病ごはん」や「おつまみ」「おやつ」など、テーマ別に選んだクックパッドレシピを紹介している。

さらに、筑波大学病院内分泌代謝・糖尿病内科と栄養管理チーム（病態栄養部）の協力により、朝昼晩の3食でエネルギーを1600kcal以内に抑え、全体の栄養バランスを整えた「筑波大学の安心献立」も公開。共同開発献立で毎日の食卓をサポートする。

すべてのレシピにカロリーや炭水化物などの栄養素も表示されているので、計算が必要な人にも便利。また、レシピの分量は1人分表記となっているので使いやすく、調理の際は対象人数に応じて変更が可能となっている。

家庭の食事療法で、工夫の仕方がわからない、美味しさも維持することでしっかり続けたいといった人には、強力なサポートとなりそう。毎日の食卓に活かしてみては。



クックパッド　プレスリリース
http://info.cookpad.com/press/2013/0612

健康レシピ・糖尿病
https://kenko.cookpad.com/