世界初の3D人体解剖アプリ、Android版発売に
チームラボ株式会社が7月1日、Androidタブレット向けの3D人体解剖アプリである「teamLabBody」をリリースした。Google Playよりダウンロード購入が可能で、価格は2600円となっている。頭頚部に対象を限定したLite版もあり、こちらは99円で発売されている。
iPad向けアプリはすでに発売されていたが、Android端末向けが新たに発売となったもので、Nexus 7、Nexus 10、Regzaに対応する。Kindle Fire HD 8.9およびXperia Tablet Zにも、今後順次対応予定という。言語対応は日本語および英語となっている。
生きた人の動きや形態を忠実に再現!人体解剖学習や患者への説明にも
「teamLabBody」は、世界で初めて生きた人間の関節の三次元的な動きを解析し、忠実に再現した人体解剖アプリで、対象部位を即座に検索・表示したり、全身表示からの直感的な操作で自由に表示を切り替えながら利用したりすることが可能なものとなっている。
大阪大学運動器バイオマテリアル学 整形外科教授の菅本一臣氏が研究した、献体とは異なる、生きた人間の関節の形態や動きのモデルを元にしたもので、チームラボが共同開発によりアプリとして生み出した。
全827部位をCTやMRIの静止イメージ画像データから3Dで忠実に再現しており、全身の筋肉、じん帯、神経、血管、骨を対象としている。今後、内臓や脳のリリースも予定しているといい、簡単な操作で、自由な角度・倍率により閲覧できることから、人体解剖学習や患者への説明にも有効活用できるとしている。

チームラボ ニュース
http://www.team-lab.com/new/news/teamLabBody
http://www.teamlabbody.com/3dnote-jp/Google Play : teamLabBody
https://play.google.com/store/apps/details