社内講習スキルアップ用、一部は社外にも公開
米Twitterが現地時間の13日、エンジニアの育成を目的とした講習用プログラム「Twitter University」を開設したことを発表した。また、同時にオープンソース技術のトレーニングサービスを手がける、米Marakana社の買収を明らかにした。買収についての詳細は明らかにしていない。
Marakana社は、2001年創業のサンフランシスコに拠点を置く企業。Android、HTML5、Java、Python、Scalaなどの技術講習を提供してきたことで知られ、数ヶ月前からTwitterでのトレーニングにも関わっていたという。今後、Twitter社のエンジニアリングチームに組み込まれ、「Twitter University」のコンテンツを担当していく。
Twitterをエンジニア世界一の職場に!株式上場も近い?
「Twitter University」のプログラムコンテンツは、社内エンジニアのスキルアップ用に用いられるが、一部はオンラインで社外向けにも公開していくという。Twitter Universityの公式Twitterアカウントも登場しており、それによると、まずはAndroid内部コース、Pythonブートキャンプなどの講習が予定されていることが分かる。
Twitter社のエンジニアリング担当シニア バイス プレジデントであるChris Fry氏は、今回のTwitter Universityのスタートについて、Twitterの規模が拡大してきたことに伴い、エンジニアらの成長にワールドクラスの技術トレーニングが欠かせないものになってきたとし、今後Twitter Universityは、同社のエンジニアリング組織における重要な基盤となると説明している。
Twitterをエンジニアにとって世界一の職場にしたいとも語っており、今後のTwitterのさらなる成長を目指している。Twitter社には、年内にも株式上場するのではといったうわさも出ており、そうした面でも動向が注視されている。

Twitter 公式ブログ
https://blog.twitter.com/2013/Twitter University 公式Twitterアカウント
https://twitter.com/@twu