11月上旬より日本国内独占発売を発表
株式会社学研教育出版は19日、米カリフォルニア州オークランドに本社を置くLivescribe社の「エコー・スマートペン」(echo smartpen)を11月上旬より、日本国内独占発売すると発表した。
「エコー・スマートペン」は、ノートに書いた手書きの文字や絵、音声を同時に記録してデジタル化することができる製品。専用のノートに手書きで書きこむことで、内蔵メモリーに文字や絵のデータ保存と、周囲の音声録音を同時に行うことができる。
ノートに書かれた文字をタップすれば、記録された箇所の音声を書いた時の臨場感そのままに再生してくれる。データはUSB経由でパソコンに転送し、専用ソフト「Livescribe Desktop」を用いて、その保存や管理、編集が可能だ。
(画像はいずれもプレス向け商品画像サイトより)
日本語OCRソフトもプラスでさらに高性能に
「Livescribe Desktop」では、管理しているノートから任意のページを選び、音声付きPDFファイルを作成して保存することもできる。作成した音声付きのPDFファイルは、「Livescribe Desktop」を保有していないユーザーも閲覧できるため、メール添付などで幅広く共有可能だ。ソフトから直接Facebookに投稿することもできる。
また学研教育出版では、国内販売をするにあたり、フランスのナントを本社とするVision Object社の日本語OCRソフト「MyScript for Livescribe Desktop」の使用ライセンスを合わせて取り扱うという。
この付属ソフトにより、手書き文字を日本語で検索することができるようになっているほか、すばやいテキスト・データ変換が可能で、コピーしてメールや文書に利用することもできる。
なお、手書き文字のプリントには、600dpi以上のAdobe PostScriptカラー・レーザー・プリンタでの出力が必要となっている。2GBモデル、4GBモデル、8GBモデルの3種類があり、それぞれ希望小売価格は24,000円、29,000円、34,000円(いずれも税抜)。

株式会社学研教育出版 お知らせ
http://gakken-ep.co.jp/news/201309/