4つの新製品・サービスを提供開始
今年創業25周年を迎えるインターネットセキュリティ大手、トレンドマイクロ株式会社が9月19日、4つの新製品・サービスを発表、同日より順次提供を開始した。今回発表した新製品・サービスでは、主にSNSにおけるセキュリティ、プライバシー保護の強化が実施されている。
「デバイスプロテクション」、「データアクセス」、「ダウンロードアプリ」の3つの“D”のセキュリティと、使い勝手の良さを両立させるコンシューマ戦略「3D戦略」に基づいた最新版といい、常に変化するユーザの環境に伴う課題を解決する新製品・サービスとなっている。
(画像はトレンドマイクロサイトトップより参考イメージ)
クラウド、モバイルの最新版は19日より提供開始
「ウイルスバスター クラウド」では、SNSのプライバシー設定を確認し、推奨設定をアドバイスする「プライバシー設定チェッカー」が、これまでのFacebookに加え、Twitter、Google+にも対応するものとなった。
また、PC(Windows、Mac)およびオフィス系などのソフトウェアに加え、各種スマートフォンやタブレット端末(iOS、Android)、SNS(Facebook、Twitter、Google+、LINE)の操作方法、各プライバシー設定などのユーザからの問い合わせに、365日対応する「ウイルスバスター クラウド+保険&デジタルライフサポート」を新たに提供する。サポートは電話およびメールで行い、9:00~24:00まで対応するという。
「ウイルスバスター モバイル」では、モバイル端末からのFacebookユーザの増加に着目し、プライバシー設定をチェックしてお勧めの設定をアドバイスする「トレンドマイクロ プライバシースキャナー」と連携させた。スマートフォンの盗難や紛失といった万一の際に、電話1本でサポート担当者が遠隔でそのスマートフォンを探索する「ウイルスバスター モバイル+おまかせ!スマホお探しサポート」の販売も開始している。
この「ウイルスバスター クラウド」と「ウイルスバスター モバイル」は、9月19日より提供が開始された。
パスワード管理ツールのMac対応なども
さらに10月3日発売予定の最新版「パスワードマネージャー」は、Windows、iOS、Androidに加え、Macにも対応するパスワード管理ツールとなっている。Mac版には不正なWebサイトへのアクセスを防止する機能も搭載されているという。
セキュリティの最新情報を手軽にチェックできる、無料のWindowsストアアプリ「トレンドマイクロ コネクト」の提供も予定されており、こちらは10月下旬より開始するとのことだ。

トレンドマイクロ プレスリリース
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