個人オーナーなどが導入しやすい専用キット
株式会社バッファローは10月2日、無料Wi-Fiスポットサービス「FREESPOT」の導入を希望するオーナー向けとして、専用キット「FS-600DHP」を10月下旬に発売すると発表した。インターネット回線に接続することで、「FREESPOT」を自ら開設できる。
この「FS-600DHP」は、飲食店や宿泊施設、商店街、公共スペースなどの施設やエリアにおいて、無料の無線LANによるインターネット接続サービスを提供することで、その利便性を高め、魅力を増したいと考えるオーナー向けの導入キット。専用の無線LANルーターと、顧客への案内用ステッカーシールが同梱されており、インターネットのブロードバンド回線さえあれば、すぐにサービスの提供を開始することができる。
(画像はプレスリリースより)
安定した通信、プライバシーへの配慮も
複数の顧客が利用した場合でも、安定した通信を維持できるよう、電波周波数は5GHz(11n/a)と2.4GHz(11n/g)の両方に対応。5GHzはスマートフォンやタブレット端末で採用が増えており、2.4GHzは従来機器に多い。無線LANは最大300Mbps(規格値)の通信速度に対応し、インターネット回線側は、高速光回線も活かせる。
店舗広告など、見せたいWebサイトをポップアップ表示させる機能を搭載しているほか、メール認証機能も搭載、さらに外国人観光客なども利用しやすいよう、英語での利用登録にも対応している。認証機能での利用登録は、一度行えばどのFREESPOTでも利用可能となるという。
セキュリティー機能、プライバシー保護機能も充実しており、利用者同士でお互いの端末が見えない「プライバシーセパレーター機能」や、FREESPOTと業務用ネットワークの分離を安全に実現する「FREESPOTプライバシーセパレーター機能」も搭載している。参考価格は24,990円(税込)で、販売は全国の家電量販店などで行われる。

バッファロー プレスリリース
http://buffalo.jp/product/news/2013/10/02_04/バッファロー FS-600DHP 製品情報ページ
http://buffalo.jp/product/wireless-lan/ap/fs-600dhp/