「クリエイターズマーケットβ版」がオープン
株式会社DMM.comは10日、3Dプリントの出力サービスである「DMM 3Dプリント」において、ユーザーが3Dデータを出品し、その造形物を販売することができる新サービス「クリエイターズマーケット」のβ版を公開した。サービスの正式リリースは10月31日を予定しており、現在はβ版提供で参加者を募集している。
3Dデータを出品するクリエイターは、出品時に3Dプリントで造形物化された商品の価格や商品名を申請する。3Dデータを受け取り、造形物化した商品は「DMM 3Dプリント」側で管理し、商品がユーザーに購入されると、商品価格から造形費用や事務手数料、源泉徴収税を差し引いた分が、クリエイターの利益として出品者の指定口座に振り込まれるという。
フィギュアやアクセサリ、インテリアアイテムなど多彩な商品が誕生
データ形式は、色なし3Dデータの場合、STL形式、PLY形式、VRML(.wrl)形式、石膏フルカラーの場合、それら3Dデータとカラー/テクスチャデータ(.png、.jpg、.bmp)を合わせて1つのZIP形式に圧縮することとされている。データ容量は1ファイル100MBまで。データをアップロードし、審査に通過すると、順次販売を開始できる。
造形物化する際の素材は、石膏フルカラー、ナイロン(ポリアミド)、アクリル樹脂、シルバー、チタンのなかから選べる。現在、商品カテゴリには、デザインアイテム、ガジェット、インテリアアイテム、フィギュア、アクセサリ、スマホアイテム、ミニチュア、パーツが挙がっており、多彩な商品が誕生してきている。
クリエイターズマーケットでは、出品クリエイターの3Dデータ出品における出品手数料や商品販売手数料は無料。造形化された商品を購入したユーザーへの送料も無料となっている。

クリエイターズマーケットβ版
http://make.dmm.com/special/creatorsmarketbeta/DMM 3Dプリント
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