「Custom Timelines」リリース
米Twitterは米国時間12日、ユーザーがハッシュタグや任意のフレーズをベースに、独自のまとめページを作成できるような新機能「Custom Timelines」(カスタム・タイムライン)を発表した。
ユーザーがリアルタイム情報のルックアンドフィールを編集できるようにしたもので、自分が関心のある表示したいツイートだけを集めた“まとめ”を作成し、他のユーザーに共有することができる。作成したタイムラインは、独立したページとして公開できるほか、Twitter for Websitesにも対応しているため、Webサイトに埋め込んで公開することも可能という。
(発表記事より参考画像)
デベロッパーに対しAPIの公開も
現在のところ、このカスタム・タイムライン機能は順次公開中であり、Twitter側もフィードバックを収集している段階とみられている。ツイートをまとめる方法は、Twitterクライアント「TweetDeck」を用いた手動での作成・管理が基本。こちらは全TweetDeckのユーザーに数日のうちにリリースされる予定とされている。
追加されたカスタム・タイムラインのカラムを使い、タイムラインの名前を決めて、そこへドラッグ&ドロップ、またはアクションメニューから「Add to custom timeline」を選択し、ツイートを追加する。共有ボタンから「View on twitter.com」を選択すると、Twitter.comで公開されるものとなる。
また、デベロッパー向けには、自分のサイトやサービスに、このカスタム・タイムラインを表示するための「Custom Timelines API」も発表され、こちらを活用したまとめ方法も用意される。
これまで膨大なツイートの中から、特定のテーマに関連したツイートだけをチェックしていくのは手間がかかる作業だったが、このカスタム・タイムラインを用いれば、興味・関心のあるテーマでの情報収集において、非常に便利なツールとなると期待される。
現在はまだごく初期のサービス開始段階にあるが、今後の展開が楽しみな機能だ。

Twitter Developers : Custom Timelines 発表記事
https://dev.twitter.com/docs/custom-timelines