NTTアイティ提供、ソーシャルメディアリスニングサービス
NTTアイティ株式会社は24日、同社の提供するソーシャルメディアリスニングサービス「評Ban」の最新バージョンとなる「Ver.3.1」を11月1日より提供開始すると発表した。新バージョンでは、収集する大量の情報の中から、不必要な情報を除去する能力を大幅に強化したという。
「評Ban」はSNSや掲示板などのソーシャルメディア上にあふれる“評判情報”をリアルタイムで収集・解析して、メールで即時通知するクラウド型サービス。企業活動に対する一般ユーザの反応を効率的に収集することが可能なサービスとして、2012年1月より提供が開始された。
今日多発している、アルバイト従業員らが問題行為をSNSに投稿し、炎上してしまうケースや、掲示板等での誹謗中傷・嫌がらせなど悪質なネットいじめといった問題に対しても、早期に発見してその状況を把握し、対応することが可能となるため、被害を最小限に抑えることができるという。
ノイズ除去、問題発生後の拡散状況の常時監視など機能拡充を実施
「Ver.3.1」では、まず膨大な情報の中から、問題把握に必要のない「ノイズ」情報を除去する機能を大幅に強化。ロジックを抜本的に見直すことにより扱えるノイズ除去キーワード数が従来の1,000倍以上となり、高精度なノイズ除去が可能となったという。
さらにソーシャルメディア数の増加に対応し、監視メディアを拡大。情報収集対象として、ユーザ数の多いブログサイトも追加した。
加えて、問題投稿把握後に、その拡散状況を常時監視し、広がりや収束等の動向を随時容易に把握できるよう、Twitterのリツイートによる拡散を1つにまとめ、その件数を表示できるものとした。
初期費用は20,000円(税別)で、対象テーマ数や情報を閲覧できるユーザ数により料金の異なる複数の契約プランがある。また、オプションメニューも用意され、主なものがWebサイトで紹介されているほか、その他のプラン・オプションについても問い合わせを受け付けている。

NTTアイティ株式会社 ニュースリリース
http://www.ntt-it.co.jp/press/2013/1024/評Ban
http://www.hyohban.jp/