NTTドコモ、「海外1dayパケ」の提供を開始

株式会社NTTドコモ（以下、ドコモ）は25日、海外でパケット通信を1日単位で利用できる新サービス「海外1dayパケ」を12月2日より提供開始すると発表した。国および地域別に設定された3ランクの定額料で、24時間パケット通信を利用できる。対象機種はドコモのAndroid 2.3以降スマートフォンと、ドコモのタブレット端末。

パケット定額料の設定は、980円、1280円、1580円の3タイプで、世界94の国と地域をカバーしている。たとえば韓国や台湾、グアムなどでは980円、中国やイギリス、スペイン、フランスなどは1280円、アメリカやニュージーランド、ロシアなどは1580円となっている。各対象国と地域の詳細は、報道発表資料を参考にしてほしい。

（画像はニュースリリースより）

利用の際は、事前にドコモショップ、ドコモインフォメーションセンター、My docomoなどでの申し込みが必要。Androidスマートフォン向けの専用アプリをインストールして用いる。対象ユーザーは、「Xi」「FOMA」の総合プランと、「WORLD WING」、spモードまたはiモードなどインターネット接続サービスの契約をしている人となっている。

渡航先で、アプリもしくは専用ダイヤルへの発信で、利用開始操作を行うと、それ以降24時間のパケット通信が、設定の定額料金で利用可能となる。アプリ画面では、現在地が「海外1dayパケ」の対象の国・地域であるかどうかも確認でき、対象国で利用した場合、24時間が経過すると、自動的にパケット通信は停止するという。

24時間以内に、パケット通信料が30MBを超過した場合、それ以後の通信速度に制限が課され、送受信とも最大16kbpsとなる。また利用開始後の24時間以内に、「海外1dayパケ」の料金が異なる国・地域に移動した場合、もっとも高い定額料が適用されるとのことだ。

サービスの提供開始を記念し、2013年12月2日～2014年1月31日、2014年2月1日～2014年3月31日の期間、キャンペーンサイトからエントリーのうえ、「海外1dayパケ」を利用したユーザーを対象に、Amazonギフト券5,000円分がプレゼントされるキャンペーンも実施する。抽選で合計400名に当たるといい、ルーレットで当選確率をアップさせるチャンスも設けられるそうだ。

これまで海外でのパケット料金が気になっていた人にうれしい、安心のサービス。ドコモでは「LTE国際ローミングサービス」についても、今年度中に提供開始できるよう準備を進めているといい、こちらの発表も待たれる。




NTTドコモ　報道発表資料（ニュースリリース）
https://www.nttdocomo.co.jp/info/