超解像処理が行える「Morpho Super-Resolution」
画像処理技術の研究開発や製品開発を行う株式会社モルフォが19日、解像度の低い複数枚の画像を用いて、より高解像度の美しい画像を作成することのできる「Morpho Super-Resolution」を製品化したと発表した。
(画像はプレスリリースより)
「Morpho Super-Resolution」は、同社が開発した、複数の低解像度画像から高解像度の画像を生成する最新の超解像技術で、複数枚の画像データを重ね合わせる際には、オリジナルの動き検出技術「SOFTGYRO Ver.2.0」を用いているという。最大4倍の高精度な超解像処理を行えるそうだ。
主にスマートフォン向けに提供していく方針で、低画素カメラしか搭載していない端末でも、複数枚の撮影で高解像の画像を得られるようになる。
超解像ズームにも対応!細部までくっきり見える!
さらに画像の一部を切り出して高解像度化する“超解像ズーム”にも対応しているので、拡大しても「ぼけ」や「つぶれ」の少ないくっきりした画像を生み出すことが可能だ。
これは高画素カメラにも有効で、撮影画像を切り出して利用する際に、もっともその効果を発揮できるとされている。

株式会社モルフォ プレスリリース
http://www.morphoinc.com/cgi-bin/press/file/00222/