MSによる音楽配信サービス開始
日本マイクロソフト株式会社は20日、Windows 8.1/RT 8.1向けの音楽配信サービス「Xbox Music」の国内提供を開始した。1曲の中心価格帯は150円~250円で、全世界で約3,600万曲、日本国内で約2,500万曲の楽曲が取り扱われている。
サービス開始に際し、参加している国内音楽会社は9社。エイベックス・マーケティング、キングレコード、テイチクエンタテインメント、徳間ジャパンコミュニケーションズ、日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、フォーライフ ミュージックエンタテイメント、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンとなっている。
今後、最新アーティストやヒット曲など新作を随時追加配信していくほか、参加レーベルも順次拡大予定としており、さらに取り扱われる楽曲の幅が広がってゆくことが期待される。
さまざまなデバイスで自由に楽しめる!
「Xbox Music」は、2012年10月に米国でスタートし、現在世界23カ国で提供されている。日本国内での提供開始に関しては、11月末にサービス概要の発表がなされ、準備が進められていた。
「Xbox Music」は、Windows 8.1に標準搭載されている「ミュージック」アプリから利用できる。購入はクレジットカードのほか、プリペイド方式の「Windowsストアギフトカード」や「Xbox ギフトカード」を自分のMicrosoftアカウントにチャージすることでも行える。気になる楽曲は、購入前に30秒程度の事前試聴が可能だ。
Windows 8.1およびWindows RT 8.1に統合された検索エンジン「Bing スマート検索」と連携し、アーティストを検索すれば、Web上の動画や関連Webサイトとともに、すでにデバイスに保存されている楽曲も一度にまとめてチェックできる。また、近く追加される機能によって、プロフィールや「Xbox Music」で配信中の楽曲も検索結果画面に表示されるようになり、そこから直接アプリを起動して楽曲を試聴したり、購入したりすることも可能となるという。
楽曲はMP3フォーマットで提供され、Windows PCやタブレット端末のみならず、音楽プレーヤーなど幅広いデバイスで、好きなスタイルで楽しめる。Microsoftアカウントでサインインすることにより、最大4台までの対応デバイスで購入楽曲を再ダウンロードし、マイコレクションとして共有可能だ。
なお、他の音楽配信サービスで購入した楽曲なども、基本的に「Xbox Music」に追加して一括管理できるという(一部著作権管理により再生できない楽曲あり)。
サービスの開始を記念し、2014年1月15日までの期間限定で、LINKIN PARKの楽曲のリミックス曲「LINKIN PARK × STEVE AOKI / A LIGHT THAT NEVER COMES (Brian Yates Remix)」を無料配信するキャンペーンも実施されている。ぜひこの機会にチェックを。

日本マイクロソフト株式会社 プレスリリース
http://www.microsoft.com/ja-jp/news/Press/2013/Dec13/Xbox Music
http://www.xbox.com/ja-JP/music