12月17日よりサービス提供開始
NTTドコモは12日、同社の提供するクラウドメールサービス「ドコモメール」を12月17日より、iPhoneでも利用可能とすると発表した。プリインストールされている標準メールアプリで利用できるようになる。
「ドコモメール」は、従来の「spモードメール」を切り替えるかたちでスタートしたクラウド型のメールサービスで、10月よりAndroidスマートフォンの一部対応機種向けに提供されている。
「@docomo.ne.jp」というドメインのメールが利用できるサービスで、メール本文内容はクラウドサーバー上に保管される。スマートフォン端末では、これを同期して利用するというスタイルのものだ。機種変更時のデータ移行や端末紛失時のデータ復旧が容易にできるほか、12月中にはIMAPに対応し、PCや他のメールソフトなどマルチデバイスで利用可能となるという。
ほぼリアルタイムの新着メール通知機能やフォルダ追加機能が利用可能に
現状のiPhoneにおける「spモードメール」では対応していなかったフォルダ追加機能が「ドコモメール」では利用可能になる。
また、メールの自動受信は最短15分間隔となっているが、17日より新着メールが届いたことをSMSで通知してくれる「新着メールお知らせ設定」も使えるようになる。この設定は、従来のiPhone向けspモードメールでも同日よりサポートするといい、これまでメールのリアルタイム受信非対応だったドコモのiPhoneだが、この新着メールお知らせ設定を活用することにより、リアルタイムに近いかたちでメールチェックが行えるようになると見込まれる。

NTTドコモ ドコモメール
https://www.nttdocomo.co.jp/service/