アプリサービスから進化、ついにWeb版公開に
Twitter傘下のVineは、同社の展開するループ動画サービスのWeb版を新たに公開した。短いクリップ映像をつなぎ合わせ、ループする6秒間の動画コンテンツを作成、共有して楽しむことができるiPhone向けアプリサービスとして誕生した「Vine」が、さらなる進化を遂げた。
Web版のリリースにより、ユーザーはデスクトップからログインして、自分のコンテンツのストリームを視聴することができるようになった。動画を実際に作成する機能は搭載されていないが、「Like」や「Comment」、「Revine」、ビデオの共有といった、Vineの基本的な機能のほとんどが利用できる。
(画像は公式ブログ発表記事より参考)
独自機能「TV Mode」を導入
Web版では、アプリサービスにはない「TV Mode」という機能が新たに導入されている。この「TV Mode」では、ユーザーのストリームをフルスクリーン表示で連続再生することができる。利用においては、画面右上隅に専用ボタンが設けられているので、ここをクリックすればよい。
現在、iPhone、Android、Windows Phone向けのそれぞれのアプリが公開されているVineは、世界で4000万人を超えるユーザーをもつとされている。Web版の公開により、さらに充実したサービスへと成長しそうだ。
VineのエンジニアであるJanessa Det氏も、公式ブログの投稿で、今回のWeb版リリースは、より豊かで楽しめる体験をユーザーにもたらすためのはじめの一歩にすぎないといったコメントを出しており、今後の新たな展開も期待される。

Vine Blog (公式ブログ発表記事)
http://blog.vine.co/post/72113442134/Vine
https://vine.co/