ガイアックス、AWSの導入・移行や運用、監視を支援する「Cloud Sun」提供開始

株式会社ガイアックスは7日、低価格で明瞭な価格設定を実現した、Amazon Web Services（AWS）の導入・移行や運用、監視を支援するサポートサービス「Cloud Sun」の提供を開始したことを発表した。今後、同社の大規模システム開発やサービスの保守運営実績、24時間365日の運用監視実績を強みに、拡販を行っていくという。

「Cloud Sun」は、AWSのクラウドサービスを利用する企業向けの新サービス。利用にあたっては、ガイアックスを経由してAWSのサービス契約を行う必要がある。ガイアックスによると、AWSの利用料金を算出するには、最適なサーバ構成及びインスタンス数とそれに伴う通信料、契約形式など、多くの指定や計算が必要で、煩雑となりやすいほか、専門的知識を必要とする場合が少なくないという。

「Cloud Sun」では、そうした問題点を解消し、顧客ごとに要望を聞き、最適な契約形式や構成を含めたトータルコストを見積もり、ワンストップで迅速な提案を行うとしている。Webサイトやアプリケーションの開発・改修、データベース等のミドルウェアバージョンアップの要望にも対応するとのことだ。

また、24時間365日の「システム障害監視」、稼働状況を有人監視する「サービス障害監視」で、万全のサポート体制を提供する。さらに通常AWSクラウドの利用料金は、ドルでの請求・決済となっているが、「Cloud Sun」の請求代行サービスにより、日本円での決済が可能になる。

Amazon EC2の1インスタンスあたりの価格は、「まるっとおまかせプラン」の場合、月額18,000円（税別）。サービスを個別契約する場合は、それぞれ1インスタンスあたり、障害対応が月額10,000円（税別）、サーバ監視が月額10,000円（税別）、運用サポートが月額2,000円（税別）で、AWS請求代行はAWSの利用料金の15％（税別）となっている。

なお、AWSの利用料金、ミドルウェアやWebアプリケーションインストール、コンテンツ移行作業などについては、別途費用がかかる。詳細はWebサイトなどで確認を。




株式会社ガイアックス　プレスリリース
http://www.gaiax.co.jp/jp/news/press_release/2014/

Cloud Sun
http://aws.cloudsun.jp/