ユーザー待望のブロック機能に対応
2003年5月よりスタートしたソーシャル・ネットワーキング・サービスの「LinkedIn」(リンクトイン)は、米国時間の21日、LinkedInにおける新たな機能として、メンバーブロック機能を追加したことを発表した。
この機能は以前から要望が強かったものだそうで、LinkedInのトラスト&セーフティ部門を統括するPaul Rockwell氏は、ユーザーからの希望があったことはもちろんだが、導入することが正しいことだと我々も考えていたため、新たな機能として開発したと述べている。
ブロックやブロック解除は慎重に
特定のユーザーをブロックしたい場合は、まずそのユーザーのLinkedInプロフィールにアクセス。ドロップダウンメニューから「Block or Report」オプションを選択し、ブロックする。
この操作を行うと、そのユーザーとのコネクションが自動的に解除されるほか、メッセージのやり取りもできなくなる。また、お互いに相手のプロフフィールを閲覧することも不可能になるという。「Endorsement」や「Recommendation」もすべて削除される。自分がブロックを行ったことが相手に通知されることはなく、1度に50人までブロック可能とされている。
ただし、公開されているプロフィール情報や、公開されたグループ内でのコメントなど、全体に公開している情報はすべて閲覧可能なままとなるので、管理には注意が必要だ。また、その後設定したブロックを解除することもできるが、いったん解除すると48時間は同じ相手に対しての再度ブロックは行えない。
なおLinkedInでは、この機能を慎重に用いることを勧め、相手のプロフィールにアクセスする前に、匿名でプロフィールを閲覧できる機能を活用するよう提案している。この機能を利用すると、他のユーザーのLinkedInページを、相手に知られることなく閲覧することができる。

LinkedIn 発表記事
http://community.linkedin.com/questions/156990/LinkedIn Help Center Member blocking 解説ページ
http://help.linkedin.com/app/safety/answers/detail/