3月20日より提供開始と発表
データセンターサービスやクラウドサービス事業を手がける株式会社ビットアイルは、Windows Azure上で構築したリモートデスクトップサービス「ビットアイルデスクトップサービス on Azure」を2014年3月20日より提供開始する。
Windows Azure環境を用いたデスクトップサービスとしては、これが日本国内初のものだ。データセンターは、日本マイクロソフト株式会社が2月25日に開設を発表した、Windows Azureの日本データセンターを利用するという。
(画像はプレスリリースより)
高い柔軟性で便利・低コスト・短納期!
「ビットアイルデスクトップサービス on Azure」では、企業ごとにデスクトップ環境を用意するため、利用企業の事業規模やビジネスサイクルに合わせて拡張しやすく、かつビットアイルが提供するクラウドサービスやWindows Azureなど他のサービスとも連携できる。
高い柔軟性をもちながら、Windows Azureの仮想ネットワークを使ったセキュアなVPN、スマートフォンやタブレット端末などを含めたマルチデバイスの対応も実現するという。国内のデータセンターを採用しているため、ネットワークの遅延を気にすることなく利用できるというメリットもある。
オンプレミス型の環境で必要になるハードウェア、ソフトウェア、インフラをユーザー側で用意する必要がないことから、低コストかつ短納期も実現。短期利用にも活用できる。なお、デスクトップ環境は、Windows 8.1のように利用できるWindows Server 2012 R2で提供される。
提供形態は、仮想デスクトップ環境をクラウドサービスとして提供するDaaS型と、カスタマイズに対応可能なシステム提供型の2タイプが用意されており、価格例はDaaS型10ユーザー契約の場合で、1ユーザーあたり初期費用が5,000円(税別)、月額費用が4,000円(税別)などとなっている。

株式会社ビットアイル プレスリリース
http://www.bit-isle.jp/news/service/79ビットアイルデスクトップサービス on Azure サービス案内ページ
http://www.bit-isle.jp/service/solution/rds.html