出資を通じて地域産品の開発を支援
せとうちDMOは、2020年11月9日、徳島大学発のベンチャー企業である株式会社セツロテックへの出資を実施したと発表した。
この出資は、株式会社せとうち観光パートナーズが管理運営を担う『せとうち観光活性化ファンド』を通じて、実施されたもの。地域産品の開発支援や瀬戸内地域への貢献が、出資を通じて目指されるという。
せとうちDMOとセツロテック
せとうちDMOは、瀬戸内地域における観光需要の創出および商品やサービスの供給体制強化を図り、持続可能な観光地域づくりを多様な関係者と共に推進している組織。一般社団法人せとうち観光推進機構と株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションにより、構成されている。
今回せとうちDMOが出資を行った株式会社セツロテックは、ゲノム編集技術を活用した実験用マウスの作製や、畜産分野における新品種の開発・研究事業を手がけるベンチャー企業。出資は、観光関連事業を通じたゲノム編集の社会的認知度向上と共に、ゲノム編集技術を活用した地域産品の開発支援なども視野に入れて、実施されている。
経済発展への貢献を目指す
株式会社セツロテックへの出資が行われた『せとうち観光活性化ファンド』は、瀬戸内地域7県の地方銀行および株式会社日本政策投資銀行、そして株式会社海外需要開発支援機構の出資により組成されたファンド。株式会社せとうち観光パートナーズは管理運用を、株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションは資金調達や事業者支援の決定・実行を担っている。
せとうちDMOは今後も、瀬戸内地域における経済発展への貢献を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

ゲノム編集事業のバイオベンチャー企業セツロテックへ出資 - せとうちDMO
https://setouchitourism.or.jp/