非対面チェックイン(アウト)フロー構築などを推進
株式会社SQUEEZEは、2020年11月6日、東日本旅客鉄道株式会社およびJR東日本スタートアップ株式会社と、ホテル運営のDX領域における協業を実施すると発表した。
この協業は、テクノロジーを活用したDXをホテル運営業務にて推進することにより、現在の宿泊業界が抱える課題の解決を図るべく実施されるもの。初期フェーズでは、非対面チェックイン(アウト)フローの構築などについて実証実験が行われる。
『JR東日本スタートアッププログラム2020』に採択
株式会社SQUEEZEは、遊休不動産・宿泊施設に対するソリューション事業などを手がけている。宿泊事業者向け運営SaaS『suitebook』を2017年から提供しており、スマートロック販売事業や宿泊施設のデータ分析なども展開。2020年には、JR東日本グループ主催の『JR東日本スタートアッププログラム2020』に採択された。
『JR東日本スタートアッププログラム2020』は、優れた事業アイデアを持つベンチャー企業との協業を推進すべく、JR東日本グループが展開しているプログラム。ホテル運営における今回の協業は、同プログラムを足がかりとして実施されるものであり、同社が持つホテル運営のDXシステムなどがJR東日本グループへ提供される。
アナログなオペレーション体制をスマート化
今回の協業では、今般のコロナ禍により喫緊の課題となった「ニューノーマル」の観光対応や、属人的かつアナログなオペレーション体制のスマート化が、ホテル運営領域において進められる。初期フェーズでは、衛生管理の可視化や清掃管理体制の改善などを推進。将来的には、多方面におけるオペレーションのDXも展開していく予定だという。
株式会社SQUEEZEは今後も、宿泊産業のDX実現を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

JR東日本グループと「ホテル運営のデジタル・トランスフォーメーション」の加速を目指す - 株式会社SQUEEZE
https://squeeze-inc.co.jp/archives/495/