急成長分野であるEVなどに応用
2020年11月6日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社マグネイチャー(以下、マグネイチャー)に資金の出資を行ったと発表した。
マグネイチャーは、永久磁石を「ハルバッハ」とよばれる配列に基づいて配置することで、磁界の最大化と高効率化が可能となる「ハルバッハモーター」開発を行う、工学院大学発ベンチャー企業である。
この出資を受け、マグネイチャーは、モーターの量産自動化の検討を行うこととなっており、製造工程の整備を行い、2022年度目標とされている、年間5,000台への増産体制を整える予定である。
期待される次世代モーター
次世代モーターとして期待される「ハルバッハモーター」は、高効率化できるほか、鉄心が不要にあるためモーターの小型軽量化が可能となる。
モーターを使用する機器や道具はたくさんあるが、まずは、急成長が見込める「電気自動車」や「空飛ぶ車」など自動車産業への応用利用が開始される予定となっている。
その後は、分野拡大という意味で、風力発電や水力発電への利用も計画されており、モーターが利用される分野でのすそ野の拡大につながる。
(画像はプレスリリースより)

PRTIMES
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