ネットベンチャーニュース
2025年10月27日(月)
 ネットベンチャーニュース

トンネル工事時の資材量を減らせるボックスカルバートを開発

国内WEB
海外WEB
新着30件






























トンネル工事時の資材量を減らせるボックスカルバートを開発

このエントリーをはてなブックマークに追加
鉄筋量が最大4割削減できる
2020年11月24日、清水建設株式会社は、「角丸(かくまる)カルバート」とよばれる、PCaボックスカルバートを開発したと発表した。

このカルバートとよばれる部品は、主にトンネル掘削工事の際に使用される枠であり、千葉窯業株式会社との共同開発となる。

今回この共同開発により、従来のものと比較し、最大で鉄筋量が約4割、コンクリート量が1割、製作費としては約15%削減することができ、工事に掛かるコスト削減に寄与する。

なお、来年度予定されている、新東名高速道路川西のトンネル掘削工事にて、使用される予定で、工場で製作後トラックで輸送し、現地で4ピースに分割された部品を組み立てることになる。
トンネル用ボックスカルバート


掛かる圧力の分散効果も期待できる
通常、ボックスカルバートは、角の部分が直角形状になっており、掘削後のトンネルにはめ込むことで、枠として使用するようになっている。

しかしこの形状では、角の部分に土の圧力負荷が集中し、常に大きな負荷が掛かるため、耐用年数が短くなる懸念がある。

今回開発したボックスでは、角を外側と内側どちらも丸く円弧状にすることで、この負荷を分散させ約3割低減することに成功している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

清水建設株式会社
https://www.shimz.co.jp/

Amazon.co.jp : トンネル用ボックスカルバート に関連する商品
  • スタートアップに経営人材を提供する「CxO-Pass」、登録者が500名突破(10月24日)
  • GPUリソースの有効活用など図る「日本GPUアライアンス」設立(10月23日)
  • 建設DXのクラフトバンク、38億円を調達して建設業支援を強化(10月19日)
  • リハビリDXツールの「デジリハ」、高齢者施設への導入を開始(10月13日)
  • LRM、中小企業/スタートアップ向けのセキュリティ対策セミナーを開催(10月6日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->