『JIC Venture Growth Investments』をリードとして
株式会社iCAREは、2020年12月9日、15億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、健康管理システム『Carely』の開発・運営を手がけるベンチャー企業。今回の資金調達は、株式会社産業革新投資機構傘下の認可ファンド『JIC Venture Growth Investments』をリードとする形で実施されている。
健康管理を一元化・自動化する『Carely』
株式会社iCAREは、企業の人事担当者が抱える健康管理に関する課題を解消するシステムとして、『Carely』を開発・提供している。『Carely』では、ストレスチェックや長時間労働対策といった健康管理の一元化・自動化を実現。10000名を超える大企業からベンチャー・スタートアップに至る幅広い企業にて、健康管理業務の負担を軽減してきた。
同社はまた、健康経営プラットフォーム『Carely Place』の提供も2020年9月より開始。この『Carely Place』は、『Carely』に蓄積される健康ビッグデータを活用し、従業員・組織の健康改善に取り組むことができるというもの。これらの事業により同社は、2020年度の売上高が昨年対比2倍の成長を遂げている。
セールスマーケティング活動などを充実
今般のコロナ禍により、企業における健康管理はこれまで以上に重要視されるようになった。こうした状況にて同社は、未だ紙管理やアナログ業務が多い健康管理業務の改善を企図。今回調達した資金を活用し、プロダクト開発やセールスマーケティング活動などをさらに充実させるとしている。
(画像はプレスリリースより)

15億円の資金調達を実施 - 株式会社iCARE
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