CVCの組成から運営までをワンストップで支援
株式会社電通は、2020年12月14日、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を支援するプログラム『Fund X』の提供を開始したと発表した。
同プログラムは、同社の事業共創プロジェクト『Dentsu JAM!』において実施されるもの。企業・ファンドの評価サービスを運営するhackjpn株式会社と共に、CVCの組成から運営までをワンストップで支援するという。
オープンイノベーションの実績・経験も活用
近年、優れた技術・サービスを持つスタートアップとの提携により、オープンイノベーションを図る企業が増加している。この動きの中で、出資を併用した連携を行う企業も増え始めた。
スタートアップにとってもこの連携は、資金面などにおけるバリューアップに繋がるというメリットを持つ。
企業とスタートアップの連携が進む中で、国内外では多数のCVCが生まれるようになった。『Fund X』は、この好循環の流れを加速させるべく設立されたプロジェクト。同プロジェクトでは、CVC組成に向けた検討に始まり、発足済みのCVCに対する運営に至るまで、幅広い形で支援を提供。『Dentsu JAM!』において培ったオープンイノベーションの実績・経験も活用される。
『datavase.io』を運営するhackjpn
今回『Fund X』に参画するhackjpn株式会社は、ベンチャー企業や投資家が集まるプラットフォーム『datavase.io』を運営する企業。ベンチャー企業のソーシングにおいて強みを持ち、資金調達イベントも数多く開催している。
同プロジェクトにおいて株式会社電通は、総合的な支援をCVCに提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)

コーポレートベンチャーキャピタルの組成から運営まで支援する『Fund X』の提供開始 - 株式会社電通
https://www.dentsu.co.jp/