Photosynthと共同で実施
JR東日本スタートアップ株式会社は、2021年2月1日、Suicaを活用した新たなスマートビル入退館システムの実証実験を開始する。
同社は、JR東日本グループにてベンチャー企業への出資や協業を推進しているベンチャーキャピタル。今回の実証実験は、クラウド型IoTサービスを展開している株式会社Photosynthと共同で実施されるものであり、Suicaの新たな活用方法の創出が目指される。
『Akerun Access Intelligence』を活用
JR東日本スタートアップ株式会社は、事業シーズや先端技術の調査・発掘、またJR東日本グループとの協業も推進する形で、ベンチャー企業への出資に取り組んでいる。2017年からは、駅・鉄道といった同グループの資産を活用したビジネス・サービスの提案を募る『JR東日本スタートアッププログラム』も展開してきた。
今回の実証実験では、ビル入退館や駅業務施設の入退館の体験向上が、SuicaのIDを活用する形で向上される。入退館における認証基盤には、株式会社Photosynthの『Akerun Access Intelligence』を活用。また協力として、JR東日本メカトロニクス株式会社も参画する。
受付に立ち寄ることなく入館することが可能
『Akerun Access Intelligence』を活用した認証では、ホストからのメールにSuicaのIDを入力すると、ゲストは受付に立ち寄ることなく入館することが可能となる。実験はJR東日本本社ビルの受付にて実施され、支社などで働く社員の本社来訪時における入退館の体験向上が図られるという。
(画像はプレスリリースより)

Suicaを活用した新たなスマートビル入退館システムの実証実験を開始 - JR東日本スタートアップ株式会社
https://jrestartup.co.jp/news/2021/01/19890/