まずは、タクシーで実証実験
2021年1月26日、ベンチャー企業である株式会社Lauraは、自動車の窓に動画を表示することができる「CarWindow」β版のリリースを発表した。
これは、自動車ガラスに最新ディスプレイ技術を採用したスクリーンを設置し、広告動画等を映すことで宣伝車として利用できるものである。
なお、信号待ちなどの停車中のみ表示することで、運転中の妨げにならないようになっており、まずはタクシーでの実装実験を行うと共に、並行してトライアルユーザーの募集も行われる予定である。
時間や車両位置によって広告を変えられる
タクシーなどで広告を流すことができるが、各所を移動する車であるため、違う場所で同じ広告を流し続けるのは訴求効果が薄い。
この問題を改良したのが今回の技術であり、夕方から夜間に掛けて、車の現在位置に応じた広告を流すことで、近隣店舗の広告を流すことが可能になり、地域に密着したコマーシャル効果が期待できる。
なお、広告を見た人数や視聴率の算出、どのような広告の時に視聴率が上がるのかなどを分析し、訴求性の検証を行うことになっている。
これまでの広告車の概念が変わるかも知れない。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Laura
https://laura-inc.jp/