悪質転売ヤーには特徴がある
2021年1月18日、株式会社Spider Labsは、違法な転売行為を監視し、検知するサービスの開始を発表した。
このサービスは、悪質な転売ヤーに共通する特徴を設定することで、不正購入の兆候を検知することが出来るものである。
具体的には、同一人物による初回お試し商品の大量購入、会員登録し転売後に即退会する行為、同一人物による大量販売と出品、複数名による集中的な購入など、特有の特徴に該当するケースを検知し管理者に知らせる。
これにより、倫理違反、かつ悪質な転売の規制につながると期待されている。
人の弱みにつけ込む悪質な行為
このシステムが開発された背景としては、昨年春に発生した、新型コロナウイルス防止に関し、転売ヤーによるマスク大量買い占めが発端となっている。
花粉症や持病などの理由で必ず必要な人にも回らず、転売サイトには、高額な値段で売られているという、人の弱みにつけ込む悪質行為が確認されたとして規制が掛かった。
現在、マスク不足は解消されているが、類似したケースが後を絶たないことから、各サイト運営者側で自衛策を講じる必要が生じたというわけである。
(画像はプレスリリースより)

PRTIMES
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