ベンチャー企業の東北進出を加速
トリプルイー株式会社は、2021年3月12日、業務提携に向けた覚書を株式会社MAKOTO WILLとの間で締結したと発表した。
この提携は、ベンチャー企業の東北進出に関する支援を加速させるべく締結されたもの。地域社会への価値提供を通じて、「官民が一体となって地域課題を解決していく未来」を現実化することが目指される。
自治体と民間企業の間に入る役割を担う
トリプルイー株式会社は、広島県広島市に拠点を置き、スタートアップ創出やエコシステム構築を支援している企業。中国地方を中心として、スタートアップの事業成長を多数支援してきた実績を持つ。
同社が今回提携する株式会社MAKOTO WILLは、自治体連携事業を展開している宮城県仙台市のベンチャー企業。東北6県の自治体・地銀と連携する形で、創業支援や人材の誘致・育成などを手がけている。
両社は、今後の地方自治体では官民連携が重要になると判断。この官民連携を促進させるにあたり、自治体と民間企業の間に入る役割を共に担うべく、今回の提携に至った。
マッチングを通じて支援
この提携においてトリプルイー株式会社は、支援先のベンチャー企業に対して、マッチングを通じて東北地方への進出を支援する。進出に際しては、株式会社MAKOTO WILLが培ってきた地方自治体とのネットワークが活用。課題解決に寄与する事業を持つベンチャー企業が、東北へ紹介されることになる。
この連携によりトリプルイー株式会社は、東北地方におけるスタートアップエコシステムの一助となることも目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

トリプルイー株式会社と株式会社MAKOTO WILLが業務提携に向けた覚書を締結 - トリプルイー株式会社
https://eeej.jp/news/2021321/