重症患者をリアルタイムで監視可能
2021年3月8日、株式会社CROSS SYNC(以下 CROSS SYNC)は、約1億5000万円の資金調達の実施を発表した。
CROSS SYNCは、重症患者管理システム「iBSEN(イプセン)」を開発し、医療現場へ提供しているが、昨年からの新型コロナウイルスによる、重症患者の監視が急務となっている。
これに伴い、システムの更なる精度の向上や、提供体制の拡大が必要となっているため増資に踏み切った。
患者の体調急変をいち早く感知
新型コロナウイルスをはじめとし、病気による重症患者の容体悪化は、看護師や医師が見ていないところで急変する場合があるが、それに気づかないことで救命の確率が急激に低下することになる。
少しでも早く容体悪化を感知できれば、死亡という最悪の事態を避けることが可能になるため、悔やむ結果を減らすことにつながる。
また、医療従事者側から見ても、治療の優先度を付けることが容易になり、医療現場での作業負荷の低減にもなる。
なお、AIによる高度な画像解析技術と、多様なデバイスを利用可能としたことから、離れたところからでも正確な監視判断が可能となり、作業の効率化寄与が期待される。
(画像はプレスリリースより)

PRTIMES
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