フォークリフトによる人身事故を防ぐ
2021年1月31日、東大発ベンチャーであるSMITH&FACTORY株式会社が、フォームリフトにおける衝突防止システムの開発成功を発表した。
近年増加しているフォークリフトによる人身事故に対する予防システムであり、人との接触衝突を回避できるよう開発が進められている。
この会社は、同じ東大発ベンチャー企業である、TRUST SMITHグループ傘下企業となっており、AIやロボティクスを活用した総合的なシステム管理を目指すことになる。
物体認識と検出技術を応用
近年、ネット通販利用増加に伴い物流量も増加する傾向にあるが、より効率的に物流管理をする必要が生じたため、人より機械による運搬が進んでいる。
ただ、人と機械の混在により、接触事故が頻繁に起きている背景があるが、これらを防ぐため、同ベンチャーで開発した物体認識と検出技術を、フォークリフトに応用しようというものである。
この技術を利用すれば、人を自動で認識し、人との距離に応じたアラートを画面と音で知らせることで、運転者への注意喚起となる。
なお、荷物が大きく前方の視界をふさぐ、運転者が疲弊していてヒューマンエラーを起こしやすいといった状況下での効果が期待できる。
(画像はプレスリリースより)

Trustsmith
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