オンライン上で検索可能なシステムをリリース
2021年4月2日、東京工業大学発ベンチャーである「委託ナビ」は、計測、分析、解析、試験など「はかる」のエキスパート企業を集め、オンラインで紹介するサービスを4月1日から開始したと発表した。
測定する設備やノウハウを持たない企業が、どこに依頼したらいいのか、どんな依頼をしたらいいのかわからない、といった要望に応え知識と経験を持つ企業とマッチングするもので、3年間で1万社の登録を目指す。
なお、測定する分野は、目に見える大きさの測定にとどまらず、バイオ分野など顕微鏡でしか見られないような極微小な物体の測定も、依頼が可能になる。
測定をアウトソーシングするメリット
測定機器を企業が保有する場合、多額な購入費用、校正費用、修理費、使用頻度を考慮する必要があるが、費用対効果を検証する必要があり、保有するメリットが見いだせないことがある。
また、小さな企業が数百万、数千万の設備を導入することが難しく、固定資産など経費計上が必要なケースもあり、レンタルや委託という選択を迫られる。
今回は、委託という形でアウトソーシングすることになるが、使用頻度が低い、投資ができない企業にとってはメリットになると考えられる。
(画像はプレスリリースより)

委託ナビ
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