空中での衝突回避管理が重要課題
2021年4月15日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下 NEDO)は、ドローンの運行管理実験に成功したと発表した。
この実験は、日本電気(株)、(株)NTTデータ、(株)日立製作所、(株)ウェザーニューズの協力により実施され、ドローンフィールドKAWACHI(茨城県稲敷郡河内町)にて行われた。
なお、福島県の運行管理システムを使用し、東京都の運行管理端末で監視され、遠隔監視、操作が行われることが実証された。
これにより、高度なドローンの運行管理が可能であることが証明されたことになる。
ドローン衝突による危険性
急速に普及しつつあるドローンであるが、飛行エリアなど法整備が進んでおり、近い将来物流においても利用が予定されている。
一方で、ドローンが空中を飛行する際に一番懸念されるのが衝突や落下であり、ドローン同士の衝突は絶対に避けなければならない。
運行を管理するシステムの構築が必要ということになり、飛行機やヘリコプターなどの飛行体との接触も回避が必要不可欠である。
このシステムが確立することで、空の安全が約束されると期待されている。
(画像はプレスリリースより)

NEDO
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101420.html